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日本語環境でも動作するようになったデスクトップ UI フローを触ってみたメモ

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「クイック作成」で作成された Windows VM で UI フローを動作させる で追記しましたが、日本語環境で、デスクトップ UI フローが動作するようになりましたので、触ってみながらメモを残しておきたいと思います。

公式ドキュメントは、プレビュー: UI flows の概要 のツリーから確認できます。

UI フローは、従来のフローの中に RPA のようなアプリケーション操作の自動化をアクションとして指定することができ、フローの中で他の API (コネクタ) と連携した結果を、UI フローの入力として渡し、UI フローの操作の中で取得された出力を、他のアクションに渡しながら操作を行っていけるところがユニークなところなのでしょうかね。

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Written by masayuki.ozawa

12月 14th, 2019 at 11:44 pm

「クイック作成」で作成された Windows VM で UI フローを動作させる

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2019/12/11 追記

日本語環境でも Desktop UI フローのレコーダーが起動できるようになったようです。
最新版の UI フローのアプリケーション (私が試した時には 0.3.40.19331) であれば、日本語設定の Windows でも起動できました。

Power Automate UI Flows December 2019 update is now available によると直近で、更新があったみたいなので、このタイミングで日本語環境でも動作するようになったのでしょうかね。

追記 ここまで

 

Ignite で発表された RPA 機能を提供する UI フローですが、Web UI フローデスクトップ UI フローの 2 種類があります。

UI フローの動作要件については、UI フローの設定 に記載されています。

Chromium Edge または、 Google Chrome をブラウザとして使用し、次の 2 種類をインストールすることでレコーディング環境を構築することができるかと。
(Selenium IDE は Web UI フローのレコーディングをする際に必要となります)

Web UI フローのレコーダー (Selenium IDE) は、日本語 OS でも起動できるのですが、デスクトップ UI フローについては、UIフローでデスクトップアプリの操作記録中にエラーが発生した件について で紹介されているように、システムロケールを「英語 (米国)」に変更しないと、「記録中にエラーが発生しました。もう一度お試しください。」のエラーが発生して、レコーダーを起動することができません。

image

UI フローのログについては「C:\ProgramData\Microsoft\UI flows\Logs」に出力されているのですが、「RpaWebServer.log」を確認すると次のような Exception が出力されています。

Microsoft.Flow.RPA.Common.ErrorResponses.ErrorResponseMessageException: Unsupported content encoding type ‘System.Text.DBCSCodePageEncoding’. Only ‘utf-8, utf-16’ are supported.

日本語環境で動作させた場合 CP932 (Shift-JIS) あたりで動作してしまっているため、このようなエラーが発生して起動できないないのかと。

システムロケールを変更すると、PC 全体に変更が波及しますので、Windows 10 Pro 上でもう少しカジュアルに、軽い検証ができないかなと考えていたところ Hyper-V の「クイック作成」により作成できる VM の存在を思い出しました。

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Written by masayuki.ozawa

11月 16th, 2019 at 5:09 pm